Category:パーツ’

S&M 入荷パーツ

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今回はS&Mのニューパーツのお知らせです
☆S&M SLIDE PIPE ADJUSTABLE RAIL
S&Mが開発した組み立て式ストリートレール
斜めに設定したり色々な使い方をすることが出来ます
また豊富なオプション(延長レール、コネクションキット、ボルトキット等々)もあって発展性も抜群です

S&M INTRIKAT TRANS BLACK
S&M INTRIKAT TRANS RED
S&M INTRIKAT PREMIUM CLEAR
イントリカット フラットランドフレーム、新型新色入荷

S&M DAGGER FRAME BLACK
S&M ATF FRAMES -PREMIUM CLEAR-
DaggerとATF 入荷しました

S&M TAPERED 20″ RACE XLT FORK GLOSS BLACK
S&M TAPERED 24″ RACE XLT FORK GLOSS BLACK
レース用フォーク、 20インチ。24インチ
S&M 24″ PITCH FORK XLT WITH 990’S (ブレーキマウント付) BLACK
ブレーキマウント付の24インチフロントフォーク

S&M TAPERED 395MM 26″ RACE XLT FORK CHROME
テーパードチューブを採用したS&Mの26インチ ホイールバイク用超超軽量レースフォーク

S&M CREDENCE XL 9.25″ BAR
Crendenceバーに ハイライズモデルとして 9.25″バージョンの登場。カラーは FLAT BLACK、CP、 Dark Roast の三色

S&M TENDENCIES HOODIE – BLACK
S&M RAILS HOODIE – ARMY GREEN
ニューデザインのパーカー入荷しました。

S&M M24 X 1.5 FORK CAP – BLACK

*上記以外にも 色々再入荷しております。
詳しくは オンラインショップをご覧下さい

S&M CUSTOM FRAME 横須賀のMHさんオーダー Credence M.O.D.ご紹介

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横須賀のMHさんオーダーからカスタムオーダー頂いた Credence M.O.D.ご紹介です
詳しいジオメトリーはMHさんのトップシークレットですが、素晴らしいできあがりになりました
MHさんも大満足で「これなら高いとは感じない!」と感想頂きました

ぜひ、皆さんも既存のフレームに飽きたら自分だけのフレームをS&Mのカスタムメイドでつくってみられませんか?

ぜひこちらのサイトを参考にどうぞ!
http://www.digitbmx.com/shop/index.php?route=product/category&path=20_130
オーダーから完成までは2-3か月です

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NYB-Japan のフリーコースター装着の図

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佐賀ローカルの通称「店長」のMotel WorksにNYB-japanのフリーコースターを装着しました。
Motel Worksに標準で付いているフリーコースターも悪くはないんですが、だんだん激しく乗り込んで来たら大体役不足になちゃいます。
標準のハブはリペアーパーツも供給がないし調整もほとんど利かないので、いつかはパーツのあるフリーコースターハブに組み替えた方が後々楽ちんです。

そんな訳で、組み上げて取り付けてみました。
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NYB-WHEELS - 1

NYB-WHEELS - 2

オーナーの感想は「断然軽くて調子良い!」
回転も良くてパーツもあるので後々安心です。
標準のハブをお使いの方、NYBのフリーコースターにしてみませんか?
効果絶大です!

想い出のパーツ VOL.1 南海鉄工 フリーコースターハブ(その六 最終回)

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過去5回にわたって南海鉄工、そしてテクノ南海のフリーコースターハブについて書いてきました。

テクノ南海はBMXフリースタイルの世界で日本の部品メーカーとして一世を風靡しました。
そしてBMXの部品メーカーとして最後の国産ブランドでした。

皆さんがよく口にされるメイドインジャパン。
しかし、本当にメイドインジャパンは少数です。
会社は日本でも製品を作っているのは外国というのがほとんどで、それが現状です。
しかし南海を引き合いに出すまでもなく日本にはまだまだ素晴らし技術や生産力があるんです。

さて、南海鉄工、Dig-itがお付き合いを始めた頃には既に八十年の歴史をもってらっしゃいました。
その、社長さんとは、本気で色々とお付き合い出来たと思います。
最初は初めて取引をお願いしたとき。大量に余っていた在庫を売りつけられました。
そしてその約1年後には他社にも販売していた商魂。
尊敬しました。新しい物を吸収される懐を持ってらっしゃたんです。
そして、僕も社長さんの自宅に寄らせてもらったりしました。
フリーコースターを始められてからはアメリカで開催されている見本市にも毎年商品を出されるようになりました。
そして当時のテストを担当していたdig-itのライダーとあわれたりして。
僕とは、何度も喧嘩しました。
価格のこと、製品のテストのこと、製品の仕様のこと、販売方法について…..等々もう色んなことで言い合いしました。
喧嘩といってもほとんどは僕が一方的に怒られるだけだったんですが、本気でつきあえる方だったんです。
BMXの大会にも積極的に顔を出されるようになり、ライダーからも「南海の会長さん」として尊敬されてました。
大会の賞品にはおまけに大阪名物の「ぶたまん」を付けられたりと洒落の分かる方でした。
dig-itが佐賀に移転したときもわざわざ来てくださいましたし、佐賀のコンテスト「佐賀のrun」にも来てくださいました。
約二十年にわたって世界一のフリーコースターを生産し続けてくださったことに何よりも感謝したいと思います。
また、僕個人と本気で付き合ってくださったことに感謝。

そんな、本気で言い合えた社長さんに守られて作り続けられた南海コースター。
その遍歴を写真でご紹介しましょう。(実はディギット、数回にわたるパソコンのクラッシュで2000年以前の写真データーの多くが消えてしまってますので完全にはご紹介できないんです)
コースターブレーキハブを改造したフリーコースターハブから、専用のフリーコースターハブに
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コースターアームがなくなって専用設計になったモデル。
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南海鉄工からテクノ南海になりハブボディもフランジ一体型からフランジ溶接型(溶接していないタイプは結果的に成功したとはいえなかった)に
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チェーンラインの小径化に対応して11Tコグ一体型のドライバーを採用
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さらに9Tコグ一体型ドライバーを開発、これが主流になります。
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スポークの本数が48本から36本になり軽量化するライダーが増えました。
またハブのカラーがそれまでのCP(クロムメッキ)仕様から黒に変化しました。
CSTRHUB NK CKW

僕は色数を沢山出すのは賛成してませんでしたが色んなカラーがそのあと生産されました。2000年頃のラインナップ、ドライバは11Tが主流でした。
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左駆動もテストしました。
南海L

「BAMBOO HUB登場」
以前からストリートライダーでもごく少数のライダーがフリーコースターを愛用してましたが、やはりアクスル軸は14MMが欲しいということで、それまで変換アダプターでお茶を濁してていたのを本格的に14MM軸のフリーコースターを作る事になりました。多くのライダーにテストしてもらって完成したのが BAMBOOハブでした。
内部構造も新しくして、それまでのフリーコースターよりもキレをよくしました。クラッチスプリングも全く新しい物でした。
ストリートライダーにはおおむね好評でしたが、ライダーの感覚は色々で遊びが少なすぎるとか、逆に遊びが大きすぎる等色んな意見を頂き内部スペーサーで遊びを変化させることが出来るようにしました。
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HU Nankai New 14 - 2

HUB MF PROTO GUARDED - 4
*ハブガートもテストしました。

BAMBOOハブは14MMの中空クロモリアクスルシャフトなど十分な軽量化をしておりましたが、14MM軸と言う事でやはりもっと軽い物が欲しいという意見がありました。
このBAMBOOハブの登場が軽量化の布石となりアルミシェルを検討することになりました。
それとアルミシェル化の布石となったのが PROFILE RACINGがリリースした、南海ハブ用アルミシェルでした。
このアルミシェルは南海のハブよりも遙かに高価だったにも関わらず人気を博しました。
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COASTERHUBPARTS-PFNK-SHELL - 3

HBPRT PF NK SHELLS - 1

CWR PF+NK-PROPER - 3
このプロフェイルのシェルは南海さんいわく、究極の作りで軽量だけど安全マージンがなく、ハブ本体を生産しているメーカーでは危険を伴うのでリリース出来ないとのことでした。
あくまでも南海のハブの使用するサードーパーティーの製品だからリリースできる部品でした。

BAMBOOハブとプロファイルのハブシェルが引き金になり南海も自社製のアルミシェル作製に着手。
フリーコースターハブは構造上内部に軸方向の荷重がかかるのでアルミシェルに鉄のスリーブを圧入する方式で作られます。
実はクロモリ製の方がスリーブなどを使用しないのでシンプルで精度の高い物を造りやすいのですが時代は軽量化でした。
数々のテストの末、遂にアルミシェルのコースターとBAMBOOアルミが完成。
CSTPT NK ALLOY SHELL POL - 3

HUP NK-ALSHELL CKW - 3

アルミシェル化と内部部品の徹底的な肉抜き軽量化にプラスして内部の精度耐久性もアップして南海フリーコースターハブの最終形が完成したのでした。
NK Alloy Coasters

ここには書き切れない程の想い出を南海鉄工、テクノ南海にはもっております。
日本の偉大で大切なbmxカンパニー、他に比べる物などありません。

ディギットではDIG-IT フリーコースターハブとして南海を紹介して以来、チームライダーに南海の新型ハブをその都度提供頂いてテストと開発に協力させて頂きました。
南海さんは研究熱心でさらに石橋を叩いても渡らないほど頑固にご自分達が納得出来ない製品は出さない姿勢を貫いてこらえました。
また、ライダーの為に長い間基本構造を変えずに来られたので20年前のハブに今の最新パーツをそのまま組み込むことが出来るユーザー思いの会社なのです。
基本構造を変えず来られたのにフリーコースターとしての性能を追求されたことと、徹底的な軽量化+耐久性を両立されてこられました。
今回、このブログで紹介した一番最初のフリーコースターハブと最後に紹介したアルミ製のハブと基本構造は一緒なんです! つまり最初のハブにも部品が使用可能だったのです。
これだけ使われるライダー思いの会社はありません。

南海フリーコースターハブの開発、製造を担当しておられ、 DIG-ITとも何度も意見交換をされて素晴らしいハブを設計製造されてきたのが現NYB-JAPANの代表 友澤さんです。
そんな友澤さんのすべてがつまったNYB-JAPANのフリーコースターハブ。
新時代の到来です。
もちろん日本製!部品も安心なライダー思いのフリーコースターハブです。
これからDIG-ITはNYB-JAPANさんと協力して素晴らしいハブのリリースに関われたらと思います。

*長々と書きましたら、南海への想い出などあったら教えて頂けるとうれしいです。
また、質問などもありましたらお知らせ下さい。電話でもメールでもこちらに書き込まれてもOKです。
NYB-JAPANへの応援メッセージもお願いします!

DIG-IT BMX SKIP

次に想い出パーツはGRAVEYARDの予定です。

想い出のパーツ VOL.1 南海鉄工 フリーコースターハブ(その五)

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その四からの続き……

スプロケットの小径化でした。

事の発端はGRAVEYARD PRODUCTSが1994年頃作った30Tのフロントスプロケットでした。
それまでBMXといえはフロントスプロケットは44Tか43Tで、後輪側のギアは16Tが常識で誰もその事に疑問をもってなかったんです。
ところが当時最新のフラットランドフレーム(専用)としてMORALESが登場。このフレームはブレーキマウントが今では当たり前のシートステーの下側に付いていたのでチェーンがブレーキに干渉する心配がなかった。
そこでGRAVEYARD PRODUCTSでは30Tという歯数の小径スプロケットを作ったのです。
このスプロケットはブレーキマウントがチェーンステーの上にあるタイプのフレームには装着出来なかったので当時はMORALESにしか装着できなかったのにもかかわらずMORALESのフレームと共に大反響!
瞬く間にチェーンライン小径化の方向にbmx フラットランドはシフトしていったのでした。

前に30Tを装着すると当時リアのギアでは標準だった16Tだと当然ギア比が軽すぎておかしなことになってしまう。
南海さんが用意していた最小のコースター用のコグギアは14Tでした。
とりあえずということで、この頃はフリーコースターハブには従来の16Tにプラスして14Tのコグもセットにして販売することにしました。

GRAYEYARDの30Tスプロケットに対応するフリーコースーハブの最適歯数は11Tでした。
この当時、フリーコースターハブのギアははめ込み型でクリップで留める形でしたから、簡単に考えれば歯数の少ないコグギアを作れば良いじゃないか!って思います。
案の定、他社からテクノ南海ハブ用の小径コグギアが続々発売されました。
が、物事はそうは簡単にいかないんです。
どれもこれも間違いなく粉々に割れてしまったのです!
小径になると肉厚もとれず、コグの強度が不足してしまったのです。
これは本当に酷くて11Tの小径コグ(クロモリ製という触れ込みの製品)を装着してひと漕ぎした瞬間に割れたこともありました。
それくらいコグにとんでもない力がかかるようになってしまっていました。

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では30Tスプロケットを生産したGRAVEYARD ではその問題にどんなやって対応していたのか?
彼らは自家製でステンレスの11Tコグギアを作ってそれをコースターのドライバー(コグギアを取り付ける部分)に溶接して対応していました。
もともとドライバーには熱処理がしてあるのでそれに溶接を施すというのはかなりのテクニックが要るのですが易々とそうしていたのです。
そこでDIG-IT BMXではテクノ南海からドライバーだけを購入してGRAVEYARDに送って11Tコグを溶接してもらう事にしました。
これも仕上げが本当に美しくて素晴らくマニアックなパーツでした。

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いま、これ持っている人はマニアックパーツでも最上位のパーツでしょうね。

時を同じくしてテクノ南海にも11Tコグを作製してドライバーに溶接することを提案しました。
そこで南海の担当さんが提案されたのが、溶接ではなくドライバーと11Tの歯を一体で作ることでした。
11tコグ一体型のクロモリ製ドライバーは画期的でした。
一体で作ってしまえば割れる心配もありません。
時を同じくしてフリーコースターハブではありませんがPROFILE RACINGがカセットフリーハブでやはり一体式でコグドライバーをリリースしたのでさすがだと思いました。

ちょっと脱線しますが、このあとチェーンラインの小径は進んで後は9Tまで進化します。
今現在も9Tコグドライバーが主流ですが、テクノ南海の9Tをテストしたライダーは 実は倉谷太郎なんです。
当初、現在ARESに在籍するキング・ヒロの予定でしたが使いたくないというので太郎に頼みました。
ところが太郎は壊れないと連絡してこないので、全く連絡が無く..ということは9Tドライバーは試作から大成功だったのです。

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話戻って 11Tコグドライバーは大成功しました。
この部品の登場でBMXフリースタイルの世界ではチェーンラインの小径化は30T-11Tの組み合わせから始まってどんどん進んでいきます。
それに伴ってやはり軽量化ブームがやってきました。
チェーンラインの小径化から次はスポークの本数を48本から36本に移行。
南海のフリーコースターハブも突然36hが主流になりました。
元来、BMXはレースから始まったので36Hが主流だったものが、フリースタイルが生まれるとホイールの強度不足解消のために48Hが生まれ主流になっていたので、また36Hに戻っていったのです。
最初の頃はとても36Hがかっこ悪く思えたものです。
DIG-IT のチームライダーで最初に36Hにした某ライダーも、ホイールは軽くなったけどかっこ悪い。って最初は言っていたのです。
その後フレーム、フォークを始め色んな部分で軽量な物が誕生しました。
ちょっとくらい壊れても乗れるBMXから、軽い物がいいというBMXになりました。

もちろん、これからテクノ南海のハブも軽量化を無視できないことになります。

続きは最終回で!

想い出のパーツ VOL.1 南海鉄工 フリーコースターハブ(その四)

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その三からの続き……

最高だったワンピースボディーのハブを捨ててしまった南海。
結果的に最低の出来だった圧入式3PCハブボディーを改善するために僕が提案したのが、このGRAVEYARDで改造されたサンツアーハブでした。
GRAVEYARD PRODUCTSを知らない人は多いと思いますが簡単に説明すると当時画期的なフラットランドパーツをがんがん提案していたライダーズブランドでした(別の機会にまた)。
そこではサンツアーのハブに(これも圧入式の3PC構造ハブシェルでした)当時主流だった48Hに改造しておりました。
先ずは弱いオリジナルの36Hのフランジを取り去って、ステンレスで作製した48Hの自家製フランジを圧入したあと溶接で仕上げておったのです。
このハブ、オリジナルよりも数段高級感が増して溶接跡も生々しくて格好良かったんです。
溶接すると折角素材に施した熱処理が戻ってしまいますが、そこを最高の溶接技術で仕上げていたGRAYEYARD 凄いです。

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話は長くなりましたが、要するにこれをまねして南海もフランジをボディに溶接しましょうと提案したのです。
もちろんサンプルにこのハブを送りました。

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そして完成したのがしばらく南海の代名詞となる溶接されたクロモリ製ハブボディーです。
このハブシェルは当時のテクノ南海で開発をされておったSさん(現NYB-JAPAN代表)が色々手を尽くされて、ガスタンクの溶接をされている業者に委託されて完成しました。
溶接の技術は最高に素晴らしいものでした。
溶接した後の仕上げです、テクノ南海さんは溶接してからクロームメッキに仕上げるといわれました。
(当時ハブの仕上げはクロームメッキが常識でした。黒いハブ仕上げとかはその後から出てきました)
これは至極当然のことで日本の技術者の常識ではそれが当たり前のことでしょう。
でも、それでは面白くないので僕は先にメッキをかけた後に溶接することを提案しました。
溶接で焼けた跡が生々しくアメリカぽくていいじゃないですか。
その後サンプルが送られてきましたがやはり後溶接タイプが格段に格好良かった。

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このクロモリ製フランジ後溶接タイプは大人気を獲得して後にアルミ製ハブシェルタイプが出来るまで贅肉をそぎ落としシェープを変化させながら生産されることになったのです。
1990年代後半から2000年代前半にかけて、BMXにも軽量化ブームがやってきました。

それと同じくしてBMXといえばクロームメッキ仕上げという常識も崩壊し基本カラーが「黒」へ変化していったのです。
僕個人としては黒は好きじゃないんです。フレームとかはいいのですがハブにかんしては僕はクロムメッキかアルミのポリッシュがで顔が映るくらい磨き込まれた仕上げが良いと思うんです。
黒いハブはまるでプラスチックや樹脂でできているようで安っぽく感じます。
性能的にもテクノ南海のハブシェルの場合メッキ仕上げの方が実は回転がいいとう事実もあります。
そんな、僕の懐古主義的クロームメッキ大好き話はどうでもいいですが、カラー物のハブシェルはこのクロモリ製フランジ後溶接タイプが出来たときに主張した溶接跡の仕上げが消えてしまうのが一番残念に思っていました。

ディギットをはじめた時、僕はモトクロスをやっていてバイクは軽い方が良いと思っていましたが、当時のbmxはとにかく重く何とか軽く出来ないかなと思ったもんです。
ところが BMXライダーに聴いて見ると「何も分かってないね。BMXは頑丈で壊れないのが一番。重さなんて関係ないよ」というのです。
MTBの世界が嫌になってBMXの乗り替えたというライダーは「知ってる? MTBは部品を買う前に計りに乗せてから買うんだよ。バカだよね。もうあんな世界は懲り懲り。それに比べてシンプルはBMXは最高だよ。」と。
当時のBMX、パーツも含めて本当におおらかでした。極端ないい方をすると「機能よりもデザイン、格好良さ、ファンシー、可愛さ、馬鹿さ、面白さ優先」でした。
「遊び心満載のスポーツサイクル」
いや〜面白かったです、その世界は。当時のライダーもそう。
面白かった。
その話もいつかまた書きますね。

話が、変な方向に脱線しました。
ハブシェルの問題はそうやって解決されました。
すると次は時代のトレンドから対応すべき問題が発生しました。
それはスプロケットの小径化でした。

もったいぶって第五話に続く。。。。のであった。

想い出のパーツ VOL.1 南海鉄工 フリーコースターハブ(その一)

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DIG-IT BMX 想い出のパーツ
第一弾は何といっても 南海鉄工フリーコースターハブ!

DIG-IT を始めた1990年代初頭 フリーコースターといえば サンツアーだったけど、サンツアーはこの時点でもう生産中止されていた。
そのサンツアーのコースターハブ(これもブレーキを抜いて改造してフリーコースターとして使用してた)をライダーは部品をどこかで探してきたり、この当時スポーク本数が48だったので48穴にフランジを付け替えたりして使っていました。Standard Bykesのリック・モリターノとかはコースターブレーキハブのままで使用していたりもしました。
なぜ、そんなにサンツアーのハブが愛されていたのかというと僕の友達 Jesse Puente曰く、「ちょっと壊れても乗れる」ということだったのです。
今のライダーにその気概があるかどうかは僕にはわからないけれど、当時のライダーにとって一番避けたいことはBMXが壊れて乗れなくなることだったのです。
とにかくちょっと壊れても何とか乗れる、そんな部品、フレームが愛されていたのです。
サンツアーのハブはフリーが壊れたりガタがでても何とか回ってくれたし練習することは出来た。
壊れてハブがロックして回らなくなってしまったり、ホイールとしての役目を果たさなくなってしまうと言う事がとても少なかったんです。
だから愛されていた。つまり耐久性があると言う事。
余談だけど当時はフレームとかもそう。軽いなんてことはみんな気にしていなかった。
頑丈で折れない、乗れなくならないフレームが好まれていたのです。
今じゃ考えられませんがそうだったんです。

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*これがサンツアーのハブシェル

そんな、愛されていたサンツアーのフリーコースターハブですが、いくら耐久性があると言ってももう部品もないしどんどん数は減っていく一方で中古でさえ手に入りにくくなっていました。
そんなとき、ライダーからフリーコースターハブ手に入りませんか?と相談されたんです。
もうサンツアーを手にれるのはとても無理。
ならサンツアーにもう一度生産できないか聴いてみようと思って電話してみました。
当時のサンツアーはシマノと並ぶ日本の代表的な自転車パーツブランドでしたから大企業に一介のBMX屋が電話するって結構勇気が要りました。
そして話を聞いてくれた方は僕の記憶が正しければ熊本出身の方で同じ九州出身と言う事で凄く親身に相談に乗ってくださいました。
その方からいわれたのは、もうサンツアーがコースターブレーキハブを作ることはないので知り合いのハブメーカーでフリーコースターにしても使えるハブがあるか調べて見ますねと言う事でした。
そしてしばらくしてから、使えそうなハブメーカー見つけましたので、今度そちらい寄りますねと電話がありました。
約束の日、その方サンツアーのKさん。わざわざ当時ディギットのあった神奈川県厚木まで足を運んでくださいました。
本当に有り難かったです。持つべきは九州人。てな訳です。

そして紹介して頂いたのが南海鉄工、のちのテクノ南海さんでした。

なぜ南海鉄工のハブは成功したのか?
続きは近日また。

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*初期の南海鉄工フリーコースターハブ(最初はディギット・フリーコースターハブという名前で売り出したんです!)

整備情報! NYB-JAPAN フリーコースターハブの調整方法

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先月、生産が始まって以来、大好評を頂いているNYB-JAPANのフリーコースターハブ。
その調整方法をお知らせいたします。参考にされてください。

NYB—japan のフリーコスターハブ逆転角度、遊びの調整
ハブからシャフトを抜かずに調整できます。(新しいフリーコスターの特徴です)
使用工具;24mmX3mm スパナ1 本(NYB-japan 専用工具)
22mm スパナ(3/8 ハブの時)、24mm スパナ(14mm シャフトの時)
またはモンキースパナ(3/8,14mm 兼用)
1;左側のシャフト端面から止めナットまでの寸法(L)を測定記録(例えば28mm)
2;現在のドライバー逆転角度を調べる、左手で左シャフトつかみ右手でドライバーの歯を
回転してみる、歯先の逆転角度がハブスポーク穴1 個分であれば20 度、2 個であれば
40 度、2 個半であれば50 度(ただし36H スポーク穴数の場合)
3;例えば 20 度遊びを大きくする場合
・ ドライバー側の玉押しコーンと止めナットのロックを2 本のスパナでゆるめる。
続けて左止めナットと左玉押しコーンのロックをゆるめる。(大きくゆるめてはならない)
・ L 寸法プラス1mm(28mm+1mm で29mm)になるよう左右のナットをずらす
(一度に大きくずらすとドライバー側のばら玉が抜け落ちるので注意すること)
・ 仮ロックでもう一度ドライバーの逆転角度を調べる。
参考:止めナット1回転で約1mm 移動(逆転角度20 度に相当)
L 寸法が大きくなると逆転角度が大きくなる。ただし最大逆転角度は60~70 度までに抑えること。
・ 左止ナットと玉押しコーンの本締め(止ナットのスパナが動かぬように玉押しコーンのスパナを締め上げる(450~500kgcm のトルク)
・ ドライバー側玉押しをガタがなくなるまでスパナで締める(25kgcm ぐらい)、そして止ナットをスパナで本締めロック(400~450kgcm のトルク)、
ハブとシャフトにガタがないか、ドライバーは回るかをチェック、手の感触は少し重い目ぐらいが良い
・ 参考;400kgcmのトルクとは20cmのスパナを使って20kg の力(荷重)で締めた時に発生します。
・ ナットのロックとは2 個のナットを2 本のスパナを使ってお互いに逆回転させて締め上げること。この時ナットの位置を動かさない方のスパナは回転させないで相手のスパナを締め上げる。
NYB―japan のハブは必ず調整が必要です、これをすることによって消耗部品だけで数年
使用できます。

2012 年12 月更新、NYB-japan

NYB-JAPAN から 画期的ハブ発表!

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大変お待たせしました!
南海鉄工、テクノ南海の流れをくむ フリーコースターハブ、カセットハブ、フロントハブがいよいよリリースされます。
詳細は以下の通りです。

NYB-JAPAN 2012年11月設立
代表の友澤茂雄 様は 南海鐵工、テクノ南海で47年間にわたり開発製造担当者として数々の画期的自転車ハブを開発されてきた生粋のエンジニアです。

今回発表された NYB-JAPAN シリーズ 2013モデルハブ は純国産で以下の様なラインナップとなります。
・Kフリーコースターハブ FCHK-MX(ブラック、ポリッシュ)395g
・Bフリーコースターハブ FCHB-MX(ブラック、ポリッシュ)470g
・アンギュララジアル カセットフリー ハブ CH-MX(ブラック、ポリッシュ)RHD,LHD 490g
・アンギュララジアル フロントハブ MHS-MX(ブラック、ポリッシュ)265g

どのモデルもTeam DIG-ITのメンバーが現在もテストを繰り広げており、
フリーコースターに関してはKタイプもBタイプも今までのフリーコースターハブでは考えられなかったクラッチのキレをもっていると報告を受けております。駆動状態、ペダルからの入力をやめた瞬間にハブは何事もなかったかのようにフリーになります。そして逆にペダルに入力した瞬間に駆動をはじめます。その動作をライダーに意識させない自然さで実現してしまったテクノ南海のフリーコースターハブです。
今、南海のフリーコースターを使っておられる方、それ以外のフリーコースターハブを使用されているライダーも 買い換える理由が出来ました!
コースターブレーキハブが基本設計だった従来モデルとは全く違うフリー専用設計の新型ハブの性能は本当に凄いんです。多分、フリーコースーターハブのイメージを全く変えると思います。

カセットハブは何と言っても他社と違いアンギュララジアルボールベアリングを採用した事による転がりの良さが特長です。また価格も日本製とは思えないプライスを実現しておりさらに台湾ブランドと違い、リペアーパーツもプロファイルの様に簡単に入手できるのも嬉しいテクノ南海の特長です。右駆動に加え左駆動も用意しました。アメリカ製でもなく、台湾製でもなく日本製のこだわりカセットハブ。使ってみる価値ありだとおもいませんか?

フロントハブもアンギュララジアルボールベアリングを採用して車体が傾いている状態でも走りの良さをスポイルしないフロントハブです。レースからストリート、フラットランドまで使って頂ける転がりが自慢のフロントハブに仕上がりました。

予約も受け付け開始致しますので、ぜひ申し込み下さい。
価格に関しては従来のモデルよりも大幅にプライスダウンする予定です。
宜しくお願いします。

DIG-IT BMX
Skip

新しくリリースされるのは

以下はNYB-JAPAN からの公式インフォメーションです。
「Q&Aのページ」
Q&A1;南海ってどんな会社?
南海鐵工KK、テクノ南海の歴史をご紹介させていただきます。
南海は1923年(大正12年)に大阪市住吉区粉浜本町で自転車部品の製造鉄工所として創業しました。主にハブのメーカーとして、特にコスターブレーキハブ(ペダルを後ろに30度ぐらい逆転するとハブ内造ブレーキが作動して急ブレーキでも緩いブレーキも掛けることが出来ます、ピストハブではありません)の専門メーカーとして戦前は東南アジアへ広く輸出をしていました、昭和34,5年からコスターハブの大量消費国であるアメリカへ日本の自転車部品メーカーとして先頭をきって輸出貢献企業となりました、当時世界の3大コスターブレーキメーカーはドイツのトーピード、アメリカのベンディックス、日本の南海であります。南海はこのような歴史を積み重ねてきました。

Q&A2; 新製品ハブの特徴って?
NYB-JAPANハブの特徴は、軸受方式はカップ&コーン(アンギュラーベアリング方式)を採用しております、車体を30度ぐらい傾けた状態でも車輪のコロガリ抵抗を最小にして最高の回転を維持し続けます。反対に一般のラジアルベアリン(機械用ベアリング)はそのような用途には通常使用するものではありません、また傾けて使用する比率の高いBMXでは消耗が激しく、また其の時点での調整は不可能であります。(南海ハブの伝統を受け継いおります)
NYB-JAPANのハブは必ず調整が必要です、そしてこの調整を丁寧(ていねい)に続けておられるライダーのマシーンの中に、時々コンテスト会場で20年以上前の南海ハブにお目にかかることがあります。 競輪の自転車でも、モーターボート競艇のエンジン部分の消耗部分は選手自ら出走の前にスパナを持って調整をして競技にのぞみ最高の結果を出せるように努めています。

Q&A4; カセットハブの特徴は?
数年前からカセットハブを試作してまいりましたが、ここ数年カセットハブ付自転車のトリックも大変過激になってきました、そこで新しいハブは3爪方式を採用して過激なショックに耐えれるように改良しました 、勿論アンギュラーベアリング方式で、すべるようなコロガリです。またドライブ勝手も右ドライブ、左ドライブを用意いたしました。
べアリングのシールも内蔵シールを使って、改良しました。

Q&A5; 新しいフリーコスターは今までのハブとどこが違うの?
3つ大きな改良点があります、
その1:最も大きな改良はクラッチです、とにかく試乗テストのライダーの皆さんから「クラッチの切れが全然違う、どうなったん!」
その2:とにかく思い切った軽量化を推し進めました
AKA3/8ハブとFCH-K-MX3/8の差は100グラム軽量化(新ハブ395グラム)
ABA14mmとFCH-B-MX14mmの差は44グラム軽量化(新ハブ470グラム)
何れもクロモリシャフトです。
その3:従来の南海フリーコスターハブとの部品の互換性はありません(一部部品を除いて)
従来のフリーコスターハブは20年間基本設計を変えずに改良、軽量化を進めましたが今回の新ハブは機能、質量ともに大きな設計変更をしました結果機能部分の部品互換性はありません。
Q&A6; NYB-JAPANフロントハブの特徴は?
南海フロントハブは5年前からすでに市場に出ておりましたが、今回NYB-JAPANでは新たにハブガードを取り付けられるようオーバーロックナット寸法を調整しました。勿論アンギュラーベアリング仕様です。 外形形状はコンピューターから計算された大変優美なラインでライダーの皆さんから大変好評をいただいております。
以上